黄金鬼百合 (対馬自生種)

鬼百合は良く知られていますが、その突然変異種で対馬にだけ自生していました。
島内外からの乱獲ににより
現在は自生しているものは皆無といえ愛好家が栽培して
楽しんでいるのが現状です。また近年、対馬では絶滅させたとされていた猪が非常に
増え街中の庭先まで進出してきてその栽培地にまで被害をもたらしています。

そのため球根の入手は難しく、「むかご」での繁殖が主になっています。

「むかご」は花時期(6月〜7月)の途中から自然落下していきます。

自然落下したものの多くは害虫などに食されて自然繁殖は少ないようです。管理下での

落下ものは径5mmぐらいの小さなものでもしばらくすると発芽して秋まで葉の状態で成長を続けます。

採取した「むかご」は植えつけた後、害虫に食されないための注意が必要です。

特に「なめくじ」の害はひどいです。

「むかご」の植え付けは土が軽くかぶさる程度で土が乾いたら水をやります。半月ほどで芽が出ます。
(今年は発芽せず来春に持ち越すものもあります。)

11月も中ごろになると葉が黄変してやがて枯れ落ちます。



この写真は対馬市上県町自生種



こちらが対馬市上対馬自生種

違いは雌蕊の形と斑点の大きさ、蕾の形、茎の色(上対馬自生種は茎全体が緑っぽい)

期間限定:6〜7月■ 購入ページへ
 
「むかご」からの栽培 
2007年
8月15日

ムカゴ採取後7月に植えつけたもの未だ芽は出ない(9月までに芽が出始める)
一般花野菜の培養土が最適です。
(害虫の卵、雑菌が少なく管理がしやすいので)
写真は赤玉土だけで目出しを行ったものです。
9月26日

7月に採取後ムカゴを植えつけたもので葉が出たもの(葉は1枚だけ)これ以上の変化は殆ど無い
11月20日

7月ムカゴ植え付けから芽が出たものの葉が枯れだした状態(11月20日)以後春まで軒下の明るい場所で管理、乾けば水遣り。
翌年 3月9日

2年目の芽出し始め
3月9日

ムカゴから2〜3年目の芽出しもの
3月15日

2年目の芽出し物の成長(昨年秋までは葉が1枚だけだったが)
3月15日

3年目の芽だし物の成長
4月10日

左から
ムカゴ植え付けから3年目の芽出し物・昨年7月ムカゴ植え付け後、芽を出した物で2年目の芽出し物・昨年7月ムカゴ植え付け後、芽が出ず今年芽が出たもの※昨年同時期に植えつけたムカゴでもその時芽が出たものと芽が出なかったものとでは今年の芽だし後の成長に差がある。
4月25日

ムカゴ植え付けから3年目ものを5号鉢から植え替え
5月10日

昨年7月ムカゴ植え付け後芽が出ず今年芽が出たもの
5月10日

昨年7月ムカゴ植え付け後芽を出した物で2年目の芽出し物
上の2年目の芽出し物の状態
ムカゴ採取後直ぐ植えつけて秋までに芽だし落葉したものの方が成長が良いようだ。
5月10日

ムカゴ植え付けから3年目もの芽だし後の成長
5月14日

ムカゴ植え付けから3年目ものを5号鉢から植え替え後の成長
6月11日

3年物に蕾確認
7月4日

3年もの蕾つきの成長
7月9日

開花
7月25日

昨年7月にムカゴ植え付けで葉が出ていたもので
今年2回目の芽出し物に一鉢だけ花が咲きました。
花を咲かせるにはかわいそうなぐらいの茎径5mm以下の細さです。

※栽培中に気の付いた点を述べておきます。

*水切れには注意が必要だがやりすぎで暑さのため太り始めた球根が腐ってし舞うことがります。対処としては今回はぷらばちを使用しましたが、素焼き鉢での栽培が理想です。また植木鉢で芽だしがうまくいったら太りあがる前に大きい鉢に植え替える。
庭があればそちらでの栽培がベストです。

植え付けでは球根の場合は球根の太さの2倍から3倍ぐらいの深さに植えつけますが、ムカゴの場合は軽く土が覆いかぶさる程度で十分です。
植え込み場所には良く耕して有機肥料、苦土石灰などを施します。
8月5日

早めに地上部が枯れたものを掘り起こしてみた
昨年7〜8月にムカゴ植え付けから今年芽が出たもの(右・径2cm)と昨年も芽が出て今年の春2回目の芽だしもの
(左・2.5cm)との差

ムカゴを採取後直ぐに植えつけてその年の内に芽を出させると球根が形成され一部次年には小さいけど花を見ることが出来ました。
しっかりした花を咲かせるにはやはり球根の充実が必要で3年目から咲かせるほうが良いようです。
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